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軽井沢にはいろんな美術館が数多くありますが 昨年開館した美術館 『軽井沢千住博美術館』はちょっと変わっていて素敵な美術館です。
昨年まではなかったのに・・・・今年 R18沿いに変わった建物を発見しました。
木立の中にあるガラス張りの建物・・・・・
千住博は日本画家で 数ヶ月前もNHK日曜美術館で作品「Warterfall」を見て とても日本画と思えない迫力のある作品だったので実物を見たいと思っていたところでした。
このスロープを上がると入口に着きますが・・・・・
このスロープの両サイドの植栽の素晴らしさに驚いて なかなか美術館に入れないほどでした。
大規模なカラーリーフガーデン・・・と記されてされているように どれぐらいの種類のホスタやグラス類があるんでしょう・・・・・いい感じでした。
やっと中に入ってさらに驚きました。
こんな美術館 あまり見たことがありませんでした。
(内部は撮影禁止なので 買った図録から写真を転用しました。)
まず 外光が溢れるように入ってきていること。
・・・日本画はとってもデリケートで その保管には温度や湿度 光などの管理が大変だと聞きます。
でもここでは直接作品に光が当たってる!・・・・・大丈夫なのかしら・・・と思いました。
図録を読むとシルバースクリーンとUVカットガラスで光を制御していると書いてありました。
そして 2つ目は 床がなだらかに下っていること。
最近はバリアフリーでフラットな床が多いのに 敷地の形状に合わせて緩やかに傾いています。
でも車いすでも対応しているそうです。
これが「Warterfall」です。
実際に絵の具を垂らして描かれたそうですが 落ちていく水のダイナミックさとその飛沫の細やかさで水の質感が素晴らしい。
千住の初期の作品から 「滝」 「スカイ」 「星のふる夜に」などのシリーズが数多く展示されています。
これは「ナイトホール」
蛍光塗料で描かれていてブラックライトが当てられていました。
幻想的!
この美術館 空から見るとこんな「イカ」のような形をしています。
そこに透明なガラスの円柱を挿しこんで植栽している感じです。
この設計者がとても気になりましたが SANAAの西沢立衛さんでした。
金沢21世紀美術館やROLEXラーニングセンターナなどの設計で 今注目の建築家です。
なんだかすごいな~・・・と思いました。
ランドスーケープのように 風景の緑や光を取り入れて自然を感じながら絵を鑑賞できるなんて 今まで考えもしませんでした。
千住博の作品もさることながら この美術館の建物を見れて本当によかった!
見る価値あります。
・・・・・で 私は帰りもカラーリーフガーデンを楽しみました。
黄金葉や銅葉の組み合わせ・・・・・いいな~
この黄緑の木は アメリカハナズオウです。
こんな組み合わせ 我が家でもできないかな~・・・・・
このガーデン 秋も綺麗だろうな・・・と思います。
また来たい!
『
軽井沢千住博美術館』
長野県軽井沢町長倉塩沢815
TEL 0267-46-6565
入館料は1200円と個人の美術館にしてはちょっとお高いですが この建築も見れて 納得でした。
7月から9月までは無休だそうですが R18は休日は渋滞します。
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