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涼しかったのは昨日だけで
今日はやっぱりいつもの蒸し暑い夏に戻りました。
デッキの上に置いている白い花がたくさん咲いてきました。
お花がポッコリして K君が描いてくれた鉢によく合っています。
小さな可憐な花・・・
可愛い雰囲気
でも・・・
もう庭はただただ暑さに耐えている状態・・・
そんな庭を見捨てて(笑)
私は暑い日は時々デパートに涼みに出かけます。
梅田まで電車で20分ほど・・・
平日のデパートは空いていて大好き!
・・・で 素敵な絵に出合いました。
『井上勝彦油彩展』が阪急百貨店7階 美術画廊で開催していました。
阪急百貨店は2年前にリニューアルしてから
いろんな展覧会やイベントが盛りだくさんで楽しくなっています。
落ち着いた画廊・・・
井上勝彦さんもいらして みなさんと談笑されていました。
私もお話させていただけて・・とても暖かくておしゃれな方でした。
作品の写真を撮ってもいいですよ・・・と言うことでしたが
スマホではうまく撮れなくてショック!
正面に置かれたこの松の屏風はとてもインパクトがありました。
日本画・・・?・・いえいえ油彩展だからやっぱり油絵。
キャンバスに描かれていて 展示されているほかの作品と比べて
雰囲気の違う・・・松の葉や幹がとても細密に描かれていました。
「鶏頭」
松以外の作品は 現実なのか・・・夢なのか・・・
独特の雰囲気があって惹きつけられました。
この鶏頭の「赤」が魅力的。
「裸婦」
この絵のマチエールが・・・絵の肌合いが不思議・・・
質感が独特です。
引っかいてるのか・・・どうしてるんだろ~・・・
井上さんのお聞きすると・・・
『企業秘密です・・』とおっしゃっていました(笑)
この裸婦・・・この世界は何でしょう・・・
小さな作品ですが このカップ・・・いい色合いでした。
画廊の入り口には 作家を紹介するコーナーがあって
普段使われている道具や絵の具が置かれています。
左上に井上さんを紹介する文章を
ホルベインの会長が書かれていました。
その中に井上さんの文章もありました。
『絵画を始める誰もがまず上手に描きたいと考えます。
そして練習を重ねてある程度描けるようになってから周りを見渡すと
世間には上手に描ける人が大勢いることに気がつきます。
そこから作家は他の作家の作品と違うオリジナリティを求めて
試行錯誤を繰り返しながら自分の作品に辿り着くのだと思います。
私がいろんな作品を拝見して感じますのもそのあたりのことで
上手に描くことと同等、もしくはそれ以上に重要なことは
作品が鑑賞者に与える迫力ではないでしょうか。
その迫力は作品のテーマや技法、表現力などに
作家の個性が盛り込まれることによって一層強くなり、
鑑賞者を魅了していくものと思われます。』
・・・と書かれていました。
私は入り口に佇んで何度も読み返していました。
今日 この絵とこの文章に出会ってよかった
・・・と心から思いました。
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