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◆ARTな島 直島へ・・・直島編2

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直島のベネッセハウスは 美術館を併設したホテルで
安藤忠雄さんが設計したものです。
もう20年以上経つそうです。

自然とアートと建築が一体となったワールドです。

直島の自然のいたるところに 
アーティストがその場所のために製作した作品が数多くあって
散歩しながら出会うことができました。

ベネッセハウスの美術館は ミュージアム棟にありますが
私たちが宿泊したパーク棟内にも素敵なアートがいっぱいありました。


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私が一番見たかった作品がこれ!

これなんでしょう・・?

ガラスのキューブ!


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いっぱい集まると・・・・こんなに綺麗!

テレジータ・フェルナンデスの『ブラインド・ブルー・ランドスケープ』


パーク棟からテラスレストラン「海の星」へ行く10mほどの通路に
15000個のガラスのキューブが緩やかにカーブした壁一面に貼り付けてあります。

それはそれは夢のよう・・・

壁のブルーが何とも美しいペールブルー・・・

なにか・・星の雫が落ちてきたみたいです。





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キューブの一面が鏡になっているので 見ている自分が映っています。



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引いて見ると外の景色が映っています。


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レストランでお食事した後も・・・何度見ても『あぁ~~』
ず~~と眺めていたいんですが・・・


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この通路の中にあって 外からでもガラスが見えます。


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夜・・来てみましたよ~・・・
光の帯になって 
光の粒がポロポロと落ちていくようです。

『あぁ~~~』
この前を通るたびに発する感嘆詞!

これを見れただけで幸せ!



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その通路の手前に 壁に埋め込まれた小さなBOXの中にあった『バラ』

これは何でできているか分かりますか?
『木』です。

須田悦弘(すだよしひろ)の作品です。
花びらを1枚1枚彫って 組み合わせるんだそうです。


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花びら1枚・・・・ひらり・・・
堅い木質の感じはなくて 柔らかな花びらが ふわり・・・

須田悦弘の作品は ベネッセミュージアムにもありました。
(ミュージアム内は撮影禁止なので写真がありません)

安藤さんが設計したミュージアムの展示室のコンクリートの壁から
雑草が出てきていました。
あら~~こんなところでも雑草は育つんだ・・と思ったら
その雑草も須田悦弘が制作した木の草でした。
緑に着色されていて 作品と言われなければ絶対分からない・・

本物よりも本物らしい・・命が吹きこまれているようでした。


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パーク棟に地下1階には 杉本博司の作品・・・
モノクロの作品がたくさんあります。

安藤さんらしく壁を窓のように切り取ったところから作品が見えます。
手前の木製のベンチの足は 三角のガラスでできています。


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壁の下にスリットを入れて自然光を取り入れただけの明かりで
作品が浮かび上がります。


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苔むした中の作品も杉本博司の作品です。


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1階のエントランスに 面白い作品があります。

ここを通って客室に行くので いつもこの作品が出迎えてくれます。

アントニー・ゴームリーの『サブリメイトⅣ』

大きいですよ~
作者と同じ身長で作ったんだそうです。
190cm・・・だったかな・・・



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小さな木で組み立てられていますが 夜見ると金属のようにも見えました。


このパーク棟のアートツアーが夜8時から30分間あったので参加・・
ベネッセミュージアムのギャラリーツアーも夕方5時から45分間あったので
それも参加しました・・・アート三昧!!




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直島では地中美術館へも行きました。
ここも安藤さんの設計です。
(2060円)

ここには・・
モネ
ジェームズ・タレル
ウォルター・デ・マリア
・・の作品がありました。


光の入り方を見ると ここが地下だということを忘れます。




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李禹煥(りーうーふぁん)美術館

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李禹煥と安藤さんがコラボした美術館(1030円)

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直島の自然の中 自然石と鉄を組み合わせた作品がたくさんありました。



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ベネッセに宿泊すると 
ホテルのバスで直島内を移動できてとても便利でした。

大村地区の「家プロジェクト」へも行きました。

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「南寺」


ここも安藤さんの設計です。
ジェームス・タレルの作品ですが 面白いのです。

真っ暗な部屋の中へ入って
「左手で壁を伝って進んでください・・」と言われ
まるで 長野県の善光寺のお戒壇めぐりを思い出しました。
・・でもすぐにベンチに座って5分間暗黒の中 じっと前を見つめます。
すると・・・次第に白い光が見えてくる・・・・

初めから白い光はあるのに 急に暗闇に入って何も見えない中
感覚を研ぎ澄ますと見えてくる・・という体験そのものを作品にしたものです。
見えた時は嬉しかった~




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「I💛湯」

宮浦港近くにある大竹伸朗の作品?・・です。
銭湯・・です。
凄い・・カラフル~

本当には入れるんです。

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510円のチケットを自動販売機で買って
靴箱に靴を入れて・・・女湯へ・・

中は広くはないですが 楽しいですよ~
大きな像が男湯と女湯の間にいて見下ろしています。
おトイレも・・・楽しいわ~

モザイクのタイルや
お湯を出すのに押す・・からんっていうんでしょうか・・ハンドルなど
ユニークで楽しい・・・大竹ワールドです。


私が行った時は誰も入っていなくて友人と貸し切り状態でした(笑)
それから 村の人も入りに来たり・・・外人の女性が来たり・・
みんな裸のお付き合い・・
帰る時には20人ほどの団体さんが来て・・・
湯船いっぱいだったでしょうね・・・


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難しいこ考えなくていい ほっこり温かいアートでした。


直島の人は本当に優しい人がいっぱい
お土産屋さんのお姉さんは丁寧に教えてくれるし
銭湯のおじさんは楽しいし
自転車屋さんのおじさんも親切・・・
現代アートって 理解しようとすると難しそうだけれど
自然で親切で優しい島の人々がいてくれるから
直島は楽しい島になるんだと思えました。






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by soleil-gardener | 2015-12-02 23:10 | ★旅行 | Comments(0)
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