◆節句のお話・・『桃の節句』

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大阪北のビジネス街 ビルが立ち並ぶマンションの一室・・・
ドアを開けると お香の香りが漂い 雅な世界が広がっていました。


ギャラリーなどを経営されているIさんのご自宅で
日本に昔から伝わる節句のお話を 友人と伺ってきました。


五節句・・・
お正月(1月)、桃の節句(3月)、端午の節句(5月)、七夕(7月)、重陽(9月)
(難しい用語はあるんでしょうけれど 簡単に言えば・・・)
節句って 中国から伝わった季節の節目のことですが
1年の5つの節句を江戸幕府が公式な行事として定めたことから始まったそうです。
お正月のお料理を なぜ「お節」というのか分かりました。

今回は3月3日のお雛祭り・・・
桃の節句(上巳・・じょうし・・の節句というんだそうです)


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ここがマンションだとは思えない設えでした。

お話は4部構成になっていました。

①まず・・・雛遊びのお道具の話
これはお茶室の水屋に置かれた昔から伝わる雛遊びのお道具や
実際に使われていたものです。
Iさんのお宅に昔から伝わるお道具や 集められたものですが
もう本当にビックリ!
可愛いくて上品で そしてとっても精巧です。

一番手前のちょこっと見えている小さな丸い穴の銅の焼く板は「おちょぼやき」
大阪の方はご存知かと思いますが 
小さな(おちょぼ口で食べれる・・)丸いカステラ状のお菓子が作れます。

その上の 銅板に型が置いてあるのは「べっこう飴」を作るもので
下に炭を鋳越す部分があって 本当に作っていたそうです。



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上のお櫃やまな板などが入った箱は 蓋が占めれて移動できます。
今のままごとキッチンみたいな感じです。

下にはかまど・・「おくどさん」があって お櫃にはご飯が
お鍋にはお料理が入っています。

懐かしくて・・・見ているだけで楽しくて・・・
小さな女の子たちが このお道具を使って遊んでいる風景が浮かんできました。




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②お雛飾りの話

お茶室に飾られたお雛さま・・・もう凄い! 圧巻でした。

赤い毛氈だけでなく緑の毛氈も使われているから
メリハリがあって本当に素敵!

お内裏様が右でお雛様が左なのは関西(京都)だからだそうです。
公家の設え方で それが江戸に伝わって・・・
外国からの要人を招いたりすることから 
男性が左 女性が右の武家の設えに変わったんだそうです。
今ではお雛さまの段飾りは お内裏様が左でお雛様が右になっているんだそうで・・
そう言えば みんそうだな~・・・と思いました。

なので お内裏様(天皇様)の左が位が高いので
見ている側から言うと右の方に位の高い人が並んでいるそうです。
左近の桜 右近の橘も 右に置いてある桜の方が位は高いんだそうで・・・

京都御所にある紫宸殿の桜と橘を 昔見ましたが 
お雛飾りと同じ位置にある・・と思ったのを覚えています。



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これが京の公家のお雛さまの段飾りだそうです。

右の源氏物語絵巻の屏風も素晴らしい。



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内裏雛のこと 三人官女、五人囃子、3人の仕丁のこと・・
髪形や着物のこと
それにお道具のこと 楽器のこと・・・
本当にいっぱいお話を聞いてちょっとカルチャーショックでした。
楽しい~~~♪




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③リビングなどでのお雛飾りの飾り方の話

お玄関や階段 ちょっとした壁に お雛祭りの掛け軸がかけられていて
何幅あるんだろう・・とびっくりでした。

でも自分で見立てて飾る楽しさを感じました。
こんな風にできたらいいな~~って!


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甘酒とお団子 それに田楽に見立てた練り切りでしょうか・・・
美味しかったです♪

それにアンティークなカップに入れられた緑茶が添えられて・・・
紅茶と思ったら緑茶・・・この器の素敵なこと!

リビングに置かれたカップボードも 
イギリスのアンティークと日本のアンティーク(右上)
素敵でした!



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④御殿式のお雛飾りの話

最後の部屋には 御所を模した屋根の中に内裏雛を飾り
三人官女が仕え 右の方に五人囃子が能を奏で
その下で三人の仕丁が そして右大臣 左大臣もいます。

とっても立派です。

これは部屋を少し暗くして 
屋根の中に仕掛けた光で見れるようにされています。

このお雛飾りは 戦前の関西(京都)のものだそうで
由緒ある貴重なものなんでしょうね。

ちょっと下の方から覗くと(一番上の写真) 
奥行き感があって 存在感あって・・・びっくりしました。

こんなタイプのお雛飾りはあまり見れないので 嬉しかったです。
もっとゆっくりじっくり見たかったけれど・・・

ふっと気づくと2時間は優に超えていたのに
あっという間に節句のお話は終わってしまっていました。




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日本の伝統 昔から受け継がれてきたものの美しさ・・・
それぞれの意味すること 謂れ・・・
素晴らしいなって改めて思いました。

知らないことが多すぎる・・・

Iさんは.....

コレクターではなくて 『節句マニア』ですかね....

と おっしゃっていました。


楽しい楽しい節句のお話でした。



次回は端午の節句に伺おうと思います。






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by soleil-gardener | 2017-03-13 18:17 | ★おでかけ | Comments(2)
Commented by 片山絢子… at 2017-03-14 09:04 x
soieir-gardener様 素敵な所におでかけでとても羨ましいです。心が桃の花のようにふんわりと暖かくて目が釘付けになってしまいました。明日ボランテイアで少しお祖母さんやおじいさん達に桃の節句を味わつていただこうとおもっていた矢先でしたので良い刺激になりました、ありがとうございました。また楽しみにしています。
Commented by soleil-gardener at 2017-03-14 17:58
こんにちわ。片山絢子…さん!

他bのしい節句のお話会でした。
知らないことがいっぱいで・・・
関西と関東の違いも 公家と武家の違いだと分かり 本当にいろいろ分かって
私もいい刺激になりました。
可愛い可愛いお道具たちも 見ていて飽きませんでした。
いいものですね・・・桃の節句って!

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