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暖かないいお天気の一日 友人と京都へ「上村松園展」を観に行きました。
まずは祇園「一力」を曲がった花見小路にある「美登幸」で京懐石ランチです。
秋がいっぱいのお料理で目にも美味しい。稲の穂も油で揚げてあって 食べるとポップコーンのようでした。
お出汁の効いた美味しい京料理、優しいはんなりした味のお料理をいただくと 日本人はやっぱり和食だわ~・・・と納得してしまいます。
こんなお料理作れたら・・と憧れるけれど 無理ですね~。
さあ 美術館へ・・・と思っていましたが タクシーの運転手さんの 「今 実相院の紅葉が一番きれいですよ」・・・の一言で じゃ~ まず岩倉へ・・
と 切り替えが速い~。
北区の山のふもとまで来ると空気がひんやりしています。
岩倉にある実相院はほんと 紅葉が盛りでした。
それに平日なのに 凄い人でした。
やっぱりみんなよく知っています.
実相院は 黒光りする床にモミジが真っ赤に映り込む「床モミジ」で有名です。
お部屋の中は撮影禁止なので この写真は実相院のHPからお借りしました。
初めて見ましたが 本当に綺麗でした。
光と影が幻想的で どの部屋にも狩野派が描いた襖絵があって ゆっくり座って眺めていると 昔の人もこんな風に楽しんだのかしら・・・と思いが巡りました。
このお庭の紅葉が映っているのですが 凄い樹齢の木々です。
赤とオレンジと黄緑色が綺麗に混ざり合って 本当に美しい。
あんなに暑い緑色の夏だったのに あっという間に冷たい風が綺麗な色に変えてしまいました。自然の美しさと豊かさを感じました。
このお庭は 緋毛氈の敷いた縁側で座って眺められます。
幾重にも重なり合った綺麗な色合いの木々や 苔むした石が長い時間の移り変わりを感じさせ ゆっくり時が流れていました。
いい気持ちでした。
さあ 今度は岡崎へ戻って 京都国立近代美術館の「上村松園展」を観ました。
上品で知的で清新な「美しい」女性を描いた松園の世界に浸りました。
明治時代に女性が絵を描くことは大変なことだったと思うのに こんなに繊細に女性を表現できるのは凄いことだと思いました。柔らかな線で描かれた美しい女性たち・・うなじが綺麗でした。
・・・でも 私が見たかった写真の「焔」は作品替えで後期出品なので見れませんでした~ 残念。
展覧会を観終わるともう疲れてしまって 美術館のカフェでお茶しました。
このカフェは落ち着いた雰囲気で この美術館で開催された特別展の図録が閲覧できるソファーがあります。
いつも混んでいるのでなかなかそのソファーには 座われませんが 今日はラッキーでした。
ゆっくり図録を見れるなんて嬉しい。
閉館時間になって外へ出ると 京都の街はもう真っ暗になっていました。
今、ライトアップされているお寺も多いので もっと見たかったけれど・・・ いえいえ早く帰ってお夕飯の支度をしなければ!
急に現実に引き戻されます。
楽しい京都の一日でした
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