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今日は朝からシトシト・・・降ったりやんだりの一日でした。
そんな中 朝から兵庫県立美術館のボランティアで一日バタバタしていました。
今開催中の特別展『橋本関雪展』が明日で会期が終了するので 多くのお客様で賑わっていました。
この展覧会は 館の学芸員が 関雪の50年に一度の展覧会・・・というぐらい 大規模で名品ぞろいの それは素晴らしい展覧会でした。
会期が短いのが本当に残念でしたが 関雪の初期から晩年までの70点を集めて・・・・・・大作がズラリと並んで見応えがありました。
単館開催で巡回されないのが残念です。
関雪は神戸に生まれ 12歳から日本画を学んで 文展で受賞を重ねる官展の代表的な画家でした。中国に何度も旅行して 漢学の教養も深く中国の古典を題材とした作品も数多く発表しました。
その中で 私の一番のお気に入りが この『木蘭』です。
木蘭は、北魏の頃、作者不明の詩に詠まれた女性の名前です。
年老いた父親に代わって男装して出征し、戦地で大活躍しますが、誰にも女性と気ずつかれず 12年後、無事故郷に戻る・・・という内容です。
戦いの合間なのか ほっと一息ついているところでしょうか・・・・木陰に座って物思いにふけっている男装した木蘭が ほんの一瞬見せる表情に女性らしさが感じられます。
男装から解き放れた女性らしい穏やかな表情が、なんともいえず美しいのです。
この作品は 数年前 当館で開催された「川村美術館展」の時に初めて観て もう一度見たいと思うほど心ひかれた作品でした。
木蘭の服の「青」が美しく表現されていて印象的です。
六曲一双の屏風で 大作です。
もっと早くブログにUPすればいいのに最後になって・・・・ね・・・・・(大汗)
・・・・ごめんなさい!
庭では 今 2種類のピンクのバラが 向かい合って咲いています。
一つは エメ・ビエール。
4年前に森本さんのお庭に伺った時いただいたものを挿し芽したバラが 今年はアーチに届くほどに育ってくれました。
細い枝だけれど トゲがきつくて ちょっと剪定が大変です・・・・が とても強いバラです。
ちょっとグレーがかったピンクで 見れば見るほどニュー・ドーンに似ています。
もう一つは ヘリテイジ。
昨年から絶不調で 秋バラもあまり咲きません。
多分 カミキリムシの幼虫が入ってるのかもしれないな~・・・・と思うのですが
3年間辛抱して(カミキリムシは3年で成虫になって出ていきます・・) 耐えて何とか持ちこたえてくれるよう 夏も大分剪定しました。
それでも咲いた花は フワフワで優雅です。
これからどんどん伸びようとするバラと 最盛期を過ぎて弱ったバラと・・・・・
バラにもそれぞれ事情があるんですね・・・・・
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