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◆箱根の素敵な美術館・・・『彫刻の森美術館』


 
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箱根にはたくさんの美術館があることに驚きましたが
行きたかった美術館の一つが『彫刻の森美術館』でした。

私は室内で鑑賞できる作品も好きですが
屋外に置かれて 
季節を感じながらその時々で違う見え方をする彫刻作品が大好きです。



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この『彫刻の森美術館』・・・
次男が6~7年前に富士屋ホテルに宿泊した時
すぐ近くにいい美術館があるよ・・と この図録をお土産に買ってきてくれて 
そこに
私の好きなヘンリームーアの作品がなんとたくさんあることに驚いたのです。
すごいな~・・・・観たいな~・・・と思っていました。
表紙もムーアの作品です。




彫刻の森美術館は山の斜面を利用して作られ 
今は移りゆく秋を楽しみながら・・・
彫刻自体も美しい自然の中で息を吹き返したように
生き生きと展示されています。

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入り口入ってすぐに置かれた
エミール・アントワーヌ・ブールデルの『弓を引くヘラクレス』

まるで向こうに展示されたカール・ミレスの『人とペガサス』に
目標を定めて矢を射るような感じ・・・
展示も楽しんで見れるようになっています。

このヘラクレスの躍動感はすごいですね。

神話の中では本当はヘラクレスは怪鳥を射ようとしているんですが・・・



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カール・ミレスの『人とペガサス』も凄い
思いっきり体を伸ばして高く・・・

カール・ミレスの作品、もう一つも凄かったですよ。

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『神の手』

神の手がほとんど木で隠れています💦
神さまの左手の親指と人差し指に乗っているのがちょこっと見えますが・・・

人間が手を目いっぱい広げてるところが 
驚きなのか神への畏敬の念なのか・・・
神さまにとっては人間ってこれぐらいの存在ってことでしょうか・・・?




これらの彫刻がもし室内に展示されていたらどうだろ~・・・
こんなに躍動感を感じられただろうか・・・と思います。


遥かかなたの大空に向かい 
空中を飛んでいるかのような人をまさに射ようと弓を引くその瞬間が
これほど想像できただろうか・・・と。

これぞ屋外彫刻の醍醐味ですね。



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この大きな女性・・・ニキ・ド・サン・ファールの『ミス・ブラック・パワー』
・・・3m以上ありそう・・

サン・ファールのポップな作品は瀬戸内海の直島でも見ました
こんなに巨大なのは初めて!

大きいですがポリウレタンの樹脂製で重くはない感じです。
頭が小さく体が巨大な女性が
カラフル模様の洋服を着て青いバッグを持ってお出かけです。
陽気で自信に満ちて・・・女性は強いのです。
肝っ玉母さん風・・・
この下半身のどっしり感には共感できます(笑)


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・・・かと思うと 
そのすぐ横には男性がうつぶせで倒れ込んでいるような・・・
どうしたんだろ~・・・・とのぞき込んでしまう作品があります。
アントニー・ゴームリーの『密着』
作者自身の体で型を取った作品。鉄でできていて 重さ1tだとか・・・。
地球に密着・・・



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そしてここがヘンリームーアの作品を集めた広場です。

いろんな美術館でムーアの作品を観ますが
これほどたくさん一度に展示されてるって・・・あまりないかもです。
10作品ありました・・・なんと贅沢!


ヘンリームーアはイギリスの彫刻家です。

人体の基本のポーズが 立つ、座る、横たわる・・・
その中で横たわるポーズが一番安定していて
自由で空間を生かすことができるとムーアは語っています。
なのでムーアの作品には横たわる人体が多いですが
その流れるようなラインは
故郷ヨークシャーのなだらかな丘陵を表現しているとも言われています。

ムーアは多くの弟子を持ち 
大規模なパブリック作品をたくさん作る能力があったので
芸術家としては巨額の富を得ることになります。
でも そのほとんどを財団の基金として寄付して
美術教育の普及に努めたそうです。
自分は昔からの小さな家に住み続け最期まで質素な生活を送った・・・
そんな芸術家。
・・・その作品ってやっぱり気になります。



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これも私の好きな芸術家 新宮晋の『終わりのない対話』

ちょっとセミのようにも見えましたが キャンバスを張った2つの帆が
それぞれ風で向きを変えながらおしゃべりしているよう・・・つかず離れつ・・


新宮は兵庫県三田にアトリエを構える芸術家で お目にかかったこともあり 
幼いころは我が家の近くで過ごされていたこともあって
とても親近感を感じてしまいます。

新宮の作品は風や雨や水の流れなど目に見えない自然のチカラで動く作品ですが
決して偶然に動く・・と言うのではなく 
風の流れや抵抗など流体力学、航空力学などで綿密に計算されて創っています。
(新宮はアメリカでパイロットの資格も得ています)

それがとても周りの自然と調和していて 
自然の中のリズムを刻むように生き生きと動いているように思えます。



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手前の2人は
バリー・フラナガンの『ボクシングをする2匹のうさぎ』

ウサギが2匹 立って軽快にパンチを出し合ってる感じが
とってもコミカル!


奥の二人は 高村光太郎の『みちのく』
十和田湖の乙女の像と同じものだとか・・・




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マルタ・パンの『浮かぶ彫刻3』

森の中に揺れる(楽しい~♪)つり橋があって
その下の池に大小の赤い作品が浮かんでいます。
大きいのは固定されていて 
小さいのは風が吹くと大きいのから離れたりくっついたり・・・
赤い池の赤い鯉が泳ぐのと似ているような・・・
それをそばで見ているカップルはず~とくっついていました~笑
たのしそ~♪


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一番奥にはピカソ館があります。
その作品、陶芸の展示もあって面白かったです。
ピカソ・・・自由だわ^~^





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館内では スタッフの方が作品のメンテナンスをされていました。

汚れなどを取り保護材を塗られるそうです。
年に何度もメンテされるそうで さすがにしっかりした美術館・・・
フジサンケイグループの文化財団です。
公立の美術館ではそこまでなかなかできないですね。


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面白いものを見つけました。
目玉焼き!

作品かなって思いましたがそうではないみたいです。
おトイレにそばにあって子どもたちが遊べるように置かれてるようです。

子どもたち すごく嬉しそうでした♪



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カフェはピカソ館の手前 
斜面の下にあって 全面ガラスの窓から作品を楽しみながらゆっくりできます。
開放的な空間 白一色・・作品や外の景色を邪魔しないですね。



お散歩しながら
秋を楽しみながら
いろんな作品に出会えて
好き勝手に見れて
とにかく楽しかった~~♪

また行きたい美術館!!





『彫刻の森美術館』

神奈川県足柄下郡箱根町ニノ平1121
Tel:0460-82-1161 Fax:0460-82-1169




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by soleil-gardener | 2020-11-21 23:10 | ★美術館の展覧会 | Comments(0)
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