今年は日本とブラジルの交流年です。今、兵庫県立美術館では 『ブラジル×日本 旅が結ぶアート 兵庫県立武術間×オスカーニーマイヤー美術館交流展』が開催されています。
先日、ミュージアムボランチアの活動で 鳥取からの団体のお客様に スライドを使って簡単に展覧会の紹介をしました。
今年は 1908年 初めてブラジルへ向けて 神戸から移民船が出航して100年目を迎えます。それを記念して 日本各地で交流年を記念するイベントが開かれていて この展覧会もその一環です。
この写真に書かれているのは ポルトガル語で
『O caminho unido pela Arte 』
「オ カミーニョ ウニード ぺラ アルチ ・・・・・・・アートのために結ばれた道」と言う意味です。
ちょうど日本の反対側にあるブラジルは 時間も季節も逆転した 旅をするには遠い国ですが この展覧会でブラジルがちょっと身近に感じれました。
神戸と姉妹州のブラジルのパラナ州にある この斬新なデザインのオスカーニーマイヤー美術館で 今年の6月に兵庫のコレクション展が開催されました。
今回の展覧会では その帰国展や 3人のパラナ州出身の作家の作品約70点が展示されています。
「ジョゼ・アントニオ」は 布を使って浮遊するインスタレーションや絵画を制作しています。
「マゼ・メンデス」は 抽象的表現の絵画と自ら撮影した写真をコンピューター処理した作品を同時に展示し、都市空間をテーマとして描いてきた女性作家です。
「フランシスコ・ファリア」はブラジルの風景を描く作家でニューヨーク、フランクフルトなどでも活躍しています。モノクロの写真に見えますが 実は鉛筆によるドローイングです。
5Hから6Bまでの濃さの鉛筆を使って描かれています。
フランシスコ・ファリアの作品は とても繊細で そしてダイナミックです。実在しない風景ですが 水面に映る景色などの表現には感嘆!
とても素晴らしい作品です。
今回の展覧会ではいろんなイベントがあって 12月7日(日)まで開催されています。
美術館の蔦も綺麗に色づいてきました。
・・・・・・そして私が気になっているのは・・・・・
阪急神戸線 阪急王子公園駅を降りて 美術館へ行く道にある ビルの壁面です。
10月頃から改装されているのですが なんと 壁面が植物で覆われているのです。
始めて見た時はびっくりしました。
すごい斬新。
10月頃より植物は育って大きくなってきています。
いろんなものが植えられていて面白いのですが どういう風にしてあるんだろう・・・・・とすごい興味があって 通るたびに立ち止まってはしげしげと見てしまいます。
1ヶ月たつのに まだ工事は終わらないようです・・・。
横の方を見ると 壁の幅は10cmほどあって その中に土が入れてあるのか 水苔だけなのか・・・それとも何か植物がよく育つものが入っているのか・・・・・・興味津々! ホースも繋がれていて水が補給されているのですが ポタポタ水が下に落ちてこないのかしら・・・・とか 枯れた花や葉っぱはどうすのかしら・・・とか 知りたいことがいっぱい!
冬は枯れてしまうのかな~ でも、春になればいろんな色の花が咲いて とっても綺麗な壁になるかも・・・・・と思うと ワクワクしてきます。
美術館へ行く楽しみが増えました。
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