2018年 04月 11日 ( 2 )

◆天使と綿毛



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今回の個展では綿毛をモチーフにした作品があります。


タンポポの綿毛は 実は天使が飛ばしてた・・・・
なんて思ったりする・・・メルヘンチックな時期がありました。



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その作品が『風はどこから』です。



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天使たちが 綿毛を揺らしたり・・・
ふ~~って吹いて飛ばしたり・・・
そ~~と手で運んだり・・・
種坊と遊びながらいろんな場所へ運んでいくのです。



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天使はサテンでチュールの羽根を付けて・・・

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いろんな表情の天使がいます。


私の大好きな作品の一つです。



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天使が出てくる作品がもう一つあります。

それが『聞こえる?』です。



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庭のすみっこの草をかき分けると そこには天使がいて
みんなで遊んでる・・・
そこは天使の住み家なんです。



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草が揺れたり 花びらが落ちたりするのは
天使の仕業



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そんな天使が遊ぶ声が聞こえる?





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綿毛がモチーフのもう一つの作品は
『風の旅』です。

これは上の2つとは違って大きな作品です。



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綿毛が風に乗せてもらって旅をします。
種坊はいろんな場所に舞い降りて 
土や葉っぱに潜って休みます。
春が来ると
いろんな場所から
小さな緑の芽が吹きだします。




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風は大きな流れ・・・

染めた布に 綿を入れながら縫っています。

フンワリした風です。


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種坊は5番の刺繍糸 綿毛は白いモヘアを使っています。



庭シリーズを作る以前は
空想やイメージの世界を作品にしていました。

それが庭をモチーフに作り始めると
それは目の前にある現実の世界



作品の傾向が大きく変わっていきました。







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by soleil-gardener | 2018-04-11 22:49 | ★個展・・2018年 | Comments(0)

◆4つのキャプション



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個展会場に 3月末に頂いたチューリップがあります。
綺麗な赤い色でとても気に入っていましたが
だんだん枯れてきて・・・
でも花びらが散らないのです。

そして 渋い いい色合いになってきて・・・
尼信会館の女性の職員さんとも
ドライになるかしら・・・と楽しみにしていました。



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写真よりも もっと暗い赤で 
なんとも捨てるには惜しい気がする風合いでした。

ところが 今日 はらり・・・と 
ひとひら落ちて・・・

やっぱり残らないんだ・・・

ちょっと残念!




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会場には 4つのキャプション(説明文)を写真と共に展示しています。

長い文章なので 斜め読みしていただけたらいいのですが
私の手仕事や陶芸への思いを記していますので
ちょっとご紹介します。

斜め読みしてくださいね。

まず会場入ってすぐに 私のご挨拶やプロフィールなどの横にあるのが

『手仕事の時間』です。




手仕事の時間・・・・


幼い頃から なにかを作ることが大好きでした。

洋裁や編み物や染色など手作りを楽しむ母の隣にいるのが好きで

見よう見まねで作っていたようです。

結婚して長男が生まれた37年前 
子どもに何か残したいという思いが湧いてきました。

なぜ タピストリー(壁かけ)を作ろうと思ったのか・・・

今では思い出せませんが

ただただ自分の思いを 布を使って表現したい・・・その一心でした。

それがまさか 30年以上も作り続けることになるとは 

その時思ってもいないことでした。

そのタピストリー制作は 

教室に通ったり習ったりしたことがなかったので自己流でした。

でも 次第に自分なりの工夫が生まれ

年を追うごとに素材もテーマも手法も変化していきました。

布や糸を使って 始めは子どもたちの四季折々の遊びを表現したり

身の回りのものや好きな花をモチーフに数多くの作品を作りました。

だんだん色にもこだわるようになって 

青や赤をテーマに幾何学的な要素も込めました。

庭作りが始まると 自然や庭がテーマになりました。

一番苦労したのは なかなか思い通りの色に染められないことでした。

「染める」知識のない私は アクリルや水性の染料 油絵の具など・・

自分で試行錯誤を繰り返していますが まだまだ思い通りの色に出会えません。

手法も 始めは布の間に綿を入れて柔らかな空気感にこだわりましたが

もっと繊細な表現をしたくなって「縫う」ことをやめました。

「縫う」という時間から解放されると

心に自由な風が吹き込んで 針を持つ世界が広がるようでした。

タピストリー制作は 私のライフワークになりました。

庭で過ごす時間・・・

日々の生活の中で・・・

心躍りワクワクすることで手が指が動きます。

手仕事は 私と周りの世界を結ぶ絆となってきました。

母がそうだったように

それは 

私の原点といえるかもしれません。





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2つ目が『庭での時間』です。



庭での時間・・・・

一本のバラと出会って 十数年前から庭作りを始めました。

土を耕し、花壇を作り、DIYで板塀や柵を作り、種を蒔き、花を育て・・・

年を追うごとに自分の思い描く庭になってきました。

一時 バラは80本を超え 

5月になると それはそれは見事に咲いて 庭はバラの香りで溢れます。

毎日多くの友人が訪れて一年で一番賑やかな時

友人たちと過ごす庭での時間は本当に愉しいものでした。

庭つくりは 一人コツコツと地味な作業ですが

そこでは てんとう虫やバッタや蜂などの虫たちが生まれ 鳥たちも集まり

自然の中でさまざまな発見や驚きのあることが楽しみです。

私にとって そこは心躍り 満たされる世界になりました。

庭の形は年々変化して

その時の自分に似合った形になっていくようです。

今は 庭といつまでも付き合えるように 

バラの数を減らしながら

さまざまな緑が重なり合い 所々で好きな色の花が咲く・・・

ローメンテナンスな庭にしたいと思っています。

この庭で過ごす時間は 私にとって 心も体も充電できる時です。

豊かな明るい陽ざし 鳥や虫たちの声 吹きわたる心地よい風・・・ 

全てが私のエネルギーに変わります。

ゆったりと過ごすことで体に吹き込まれた庭への思いを

布を染め刺繍しミシンで縫ってタピストリーに表現していくことは

私にとってはとても自然なことでした。

そして

この庭が繋いでくれた多くの人との出会い・・・

それは私の宝物になりました。




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3つ目が『陶芸の時間』です。


陶芸の時間・・・・

陶芸と出会ったのは17年ほど前でしょうか・・・

月に1~2度のレッスンで

教室に通うのが一時途切れたりしましたが

それでも続けてきたのは 

手の中のほんの少しの土の塊が 

さまざまに変化して生活の中で生きるかたちになる・・・

そんな不思議があったからでした。

そして習い始めたころ 陶芸教室の先生に

「発想はいいけれど 技術をしっかり習っていかないとね。

でも 発想は習って生まれるものじゃないから それはあなたの持ち味ですよ」

・・・と言っていただいたことも続けるきっかけになったのかもしれません。

ロクロを回しては何度も失敗して、でも諦めずに回し続けると

何とかかたちになっていく・・・

そこにあるのは 自分の手の感覚だけでした。

さまざまなものを作ろうと挑戦しますが 何度も失敗!・・・

本当に難しい!

でも 集中してコツコツ積み重ねていくことで

思い通りのものが出来上がると

それはそれは充実感でいっぱいになります。

上手にできなくてもいい・・・

自分の気に入るものが一つでも出来上がればそれで嬉しいのです。

基本をしっかりしなければ結果は出ない・・・

自分に欠けているのが何なのか痛いほど分かります。

土と向き合う時 空っぽの自分がいることに気づきます。




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4つめが『孫との時間』です。

孫との時間・・・・

今 孫が5人います。

0歳から9歳までの子どもたちと遊ぶ時間は

日常の大人の時間を飛び越えて

私まで子供に戻れる楽しい時間です。

一緒に・・・

ボール紙で飛行機を作ったり・・・

布にスタンプを作って押して袋を作ったり・・・

絵を描いたり・・・

クッキーを作ったり・・・

サッカーや野球をしたり・・・

体力を使い果たしますが 

そんな時間の中にも制作のヒントが隠れていて

新鮮な発見をする時があります。

孫が生まれるたびに

お食い初めまでに名前を入れたお茶碗も作ってきました。

食べることが楽しくなるように・・・

元気に逞しく育ってくれるように・・・

思いを込めて作りました。

そしてさまざまな機会に手作りのものを贈ります。

お店で買えば素敵なものがあると思いますが

手仕事のあたたか味やぬくもりを知ってほしくて・・・

そして私の思いを伝えたくて・・・

ただただ作ることが楽しくて

子どもたちが喜んでくれる笑顔が

私を幸せにして

背中を押してくれます。





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この『孫との時間』はエレベーターを降りたホールにあって
2つの大きなガラスケースを置いています。

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1つには 孫に作ってあげたお茶碗や さまざまなものを
おもちゃ箱をひっくり返したように詰め込んでいます。



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その中には 『2かいまけるやつ』というマフラーもあります。

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もう一つのガラスケースには 
取材を受けて庭が掲載された雑誌を置いています。



作品を見たあと ホッとしていただけるように置いたものですが
なぜかエレベーターを降りて受付に来られる前に
すぐにこのガラスケースをご覧になるお客さまもたくさんいらっしゃいます。


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ガラスケースの上には 
この『舞い散る』を展示しているからかもしれません。

今年の桜は 早く終わってしまって・・・
とみなさんお話ししながらご覧になっていました。


明日11日はお休みするつもりでしたが
午後から会場に行くつもりにしています。
12日も行く予定にしていて
あと5日しかないので 楽しみたいな・・・・と!







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by soleil-gardener | 2018-04-11 00:44 | ★個展・・2018年 | Comments(0)